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魯山人-愛陶語錄-出身的好壞
魯山人器物學 -vol.19

19-1.
タネのよしあし
いつも言うことだが、陶工となって名品を作り、世に名を成さんと考えるほどの人は、絵を描かせても、一かどの画家として、その道に通るくらいの者でなければならんはずであるが、それが従来は美術に関心はあるが、絵描きたるには力が足らず、瀬戸物造りにでもなればという当てずっぽうで土いじりを始めた者が多いようだ。これであっては、土台問題にならないものが出来るわけである。画家に比べて、陶工連中の方はどうも氏素姓のタネが悪いらしい。祖先からの職人級ばかりが多いとのことである。こんなことでは良い陶器が出来るはずはない。一流の画家になれるほどの者が好き心で陶器の世界に入り、一道楽やってみようと来なければ期待は持てない。
例えば木米のようにである。タネの悪い現代の職人風情ばかりでは、芸術的名品はいつになっても生まれないであろう。今の陶工たちも、大いに精神的な美しい栄養を摂取して職人の域から脱皮することがなければ、ウソの生活に徒労を重ねるばかりである。官展に於ても、工芸美術なんて二流美術の名称を授けられ、軽蔑を受けながら多としているなどは、全く駄人という奴である。

我經常說成為陶工製作名品
並且想要成名的人
應該是要會繪圖並且精通的人
但是卻經常是一些對美術有興趣
而繪圖能力不足的人
想要成為瀨戶燒的製作者
開始胡亂的燒製陶土
如此一來就會製作出根本不值得一提的東西
和畫家相比陶工們的家系好像都不是太好
從祖先開始就都是職人等級的非常多
這樣是做不出好的陶器
就算是一流的畫家
因為一時的好奇心進入陶器世界
是不會對他們的作品抱有太大的期待
像是以木米來說
只是家系出身不好的現代職人風格
是產生不了藝術名品的
現在的陶工們也是
如果不大量攝取美麗的精神營養
並且從職人等級脫離的話
就只是在虛假的生活中徒勞而已
在官方展覽中
被稱呼為工藝美術這樣二流美術的稱號
一邊受到輕視又一邊表示感謝的人
完全就是庸人

以上內容出自魯山人陶說一書

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魯山人器物學

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