魯山人-愛陶語錄-向上之心 
魯山人器物學 -vol.20 
                  20-1上向きの心 
                    どんな趣味生活、道楽に於ても言えることだが、私の年来の希願は「いい物を求める」、これだ。この願いは取りも直さず、上向きの心、即ち、絶え間なき完全なるものへの精進である。それは、何かにつけて修業になる。 
                  無論是哪種趣味生活都適用 
                    我一直以來的希望就是「追求好的事物」 
                    這個願望不會改變也不會修正 
                    是向上之心 
                    也就是不斷精進學習 
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                  20-2.門を叩けば門は開く。  
                    門敲了就會開                   
                   
                    自分の作意を他の作家に輸出することは意味の無い事だ。 
                    自己的想法告訴其他作家是沒有意義的 
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                  20-3.自戒 
                    無理をせぬことが芸術の要領であり、 
                    健康のための本旨でもあるとするなら、守らねばならぬ。 
                    況んや栄達を求めて不自然な要求をしてはならぬ。 
                     
                    自戒 
                    藝術的要領就是不要勉強 
                    也是健康的本旨 
                    我們都必須遵守 
                    也不能為了追求榮達而做出不自然的要求 
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                  20-4.当意即妙 
                    芸術は計画とか作為を持たないもの、刻々に生まれ出てくるものである。 
                    言葉を換えて言うなら、当意即妙の連続である。 
                    言い古された言葉だが、「浮気はその日の出来ごころ」というのがある。芸術も、言わばその日の出来ごころである。やって行くうちに生まれ出てくるものである。  
                  隨機應變 
                    藝術是沒有計畫、是隨時誕生的 
                    換句話說就是不斷的隨機應變 
                    有一句老話 
                    「見異思遷是當天的一時衝動」 
                    而藝術也是一樣 
                    在製作的當中就誕生了 
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                  20-5.美術道楽 
                    真の美術家になるためには、飽くなき美術道楽をすることにあると思うね。人工美を極めつくした上に、自然美に眼を向け、これに没入することだね。人工美だけでは何々流という奴になって、一向に面白くない。前者よりも後者が大切だ。 
                  美術道樂 
                    為了成為真正的美術家 
                    應該是不厭其煩的以美術為樂 
                    徹底弄清楚人工之美後 
                    追求自然之美並全心投入 
                    只有人工之美而成為某某流,並不有趣 
                    比起人工之美 
                    自然之美更為重要 
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                    以上內容出自魯山人陶說一書 
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