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歌川広重-小金井堤の花盛り
名所雪月花
めいしょせつげつか
丸甚板
(創作年代:1831)
浮世繪之美 - vol.1188

小金井の地名の由来としては
、水に乏しい武蔵野台地の中で、
水が僅かに湧き出る泉があり、
これを小金井とよんだことによるといわれています。
承応3年(1654)に小金井村の北境を流れる玉川上水が開削され、
江戸市中へ上水(飲料水)を供給し、
水に乏しい武蔵野地域の生活用水、
農業用水ともなりました。

 『江戸名所花暦』(1826)には、
江戸の桜の名所の一つ小金井堤について
次のように書いています。
「玉川上水の堤。この桜は元文(1736-41)年間、
合命によって和州(大和国)吉野山および常州(常陸国)
桜川の種を栽(う)えさせられけるが、
いまはいづれも大樹となりて、
開花のとき金橋の上よりこれを望めば、
岸を挟む桜、繽粉として前後尽くるところをしらず、
実に一奇観たり。」
絵では右下の桜の木の下で、
腰かけて休む人が2人いて茶店のようです。
茶店(茶見世)は、往来する人の休息所で水茶屋ともいい、店の人の住居は別にあるので出茶屋ともよばれ、
京坂では掛茶屋とよびました。

『江戸名所花暦』には小金井橋のたもとに、
かしは屋勘兵衛といふ酒店があり、
食事などを頼むとすぐ用意してくれるとありますから、
江戸から七里半もある小金井も、
文政の頃には賑やかな行楽地だったようです。

歌川廣重(Utagawa Hiroshige,1797-1858)
運用「墨画うすさるしき絵画」
富有文人畫的雅趣
充分發揮浮世繪豐富色調的特色
作品中注入廣重非凡的創作和創造力

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浮世繪之美

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