上野燒茶碗 上野燒宗家 熊谷本窯十五代 熊谷紅陽 茶碗歲時之美 - vol.1130 冬 小雪 五十九候 朔風払葉 十一月三十日
「上野燒」誕生於四百年前 位於北九州福岡縣的丘陵地帶 是茶陶也是民藝陶器的知名產地 初代是稱作尊楷的朝鮮半島慶尚南道陶工 日本名則取為上野喜藏高國 十六世紀末豐臣秀吉出兵朝鮮 撤退的諸大名軍團帶回多位陶工至九州 尊楷就是其中一位 由豐前小倉藩主細川忠興招來 於福智町上野築窯
日本在大政奉還後於1871年廃藩置県 在豊前小倉藩消滅下窯業遭遇重大打擊 熊谷九八郎等五人以復興上野燒為目標 上野燒最後一位陶工 吉田家十二代半七為技術中心 受田川郡協助下於熊谷本窯復興上野燒
上野燒茶碗 SIZE:直徑14.2㎝X高7㎝ Weight : 363g 含作家簽名共箱
上野燒宗家熊谷本窯十五代 熊谷紅陽 国指定伝統工芸士 / 日本工芸会正会員 明治45年上野焼十四代熊谷龍峰の長男として生まれる 昭和4年佐賀県立有田工業学校を主席にて卒業 父龍峰のもと家業に従事 昭和18年軍の命により北満にて製陶 軍司令官山下奉文閣下に酒器等贈る 昭和20年朝鮮より帰還家業に復す 昭和28年全国陶磁器コンクールにて「茶入」で最優秀賞 昭和29年大本山大覚寺嵯峨天皇御宝前に献納 昭和35年天皇陛下に花瓶献上御受納の栄を賜う 昭和36年義宮殿下九州御旅行の折お立寄りの栄を賜り花瓶献上 昭和39年日本伝統工芸展入選(以後毎年入選) 昭和40年明治神宮大祭に際し献納、感謝状を受く 以後、日本陶芸展・西部工芸展・九州陶芸展・毎日展等多数に入選受賞。 全国百貨店にて個展を重ね、茶入の紅陽として知られる。 平成5年、福岡県立美術館・北九州市立小倉城庭園・ 田川市立美術館等へ遺作を寄贈。
∣ ← Back ∣ vol.1130 ∣Next →∣ 茶碗歲時之美