京燒雲錦茶碗 井上春峰 茶碗歲時之美 - vol.1030 秋 霜降 五十三候 霎時施 十月三十日
雲錦是燦爛多彩的色繪表現技法之一 意匠源自"古今和歌集"紀貫之的櫻歌 將文學意象轉化為色彩斑斕的陶磁作品 令人讚嘆其意境與設想之奇 雲錦以櫻花與紅葉的意象構築整體風格 "雲"是以吉野山的櫻花為主題 春天櫻花盛開宛如天空的雲彩般絢爛 "錦"是用以描寫龍田川的紅葉 深秋時節欣賞滿山紅葉似錦之絕美景致 極其華麗的裝飾性表現 展現奈良古都的千年王朝文化之美
雲錦手的表現風格 在江戶時代後期開始流行 大量出現在桃磁器與漆器工藝上 其中19世紀天才陶工仁阿彌道八 所製作的色繪櫻楓文缽最為知名 雲錦器物適合用在春秋兩季 屬於季節限定的特定主題 最適合拿來襯托料理的時節 當然就是櫻花祭與紅葉祭的場合 應和搭配季節主題的不二選擇
京燒雲錦茶碗 SIZE:直徑12.7㎝X高7.2㎝ Weight : 207g
京燒 井上春峰 (いのうえ しゅんほう) 初代春峰 (1896~1965) 愛知県瀬戸市生。 京都に入り東山々麓に開窯。画号は玉舟。 商工省より技術保存作家の認定を受ける。 煎茶道花月庵家元、田中青坡氏に師事。 全日本煎茶道連盟結成に際し、同家元代理として参画。 黄檗山宗総本山萬福寺より黄檗陶匠の委嘱を受ける。 裏千家淡々斎宗匠の来訪を得、 「春峰花自開」の一行を賜う。 湯川秀樹・末川博氏らとの交流を持つ。
二代春峰 (1928~1997) 初代春峰の長女。染付、色絵、交趾技法を得意とする。 皇太子妃、美智子妃殿下に煎茶器を献上。 求めに応じ大阪万博タイムカプセルに作品を納める。
三代春峰 (1950~) 昭和25年 二代春峰の長男として生まれる。 昭和52年 京都府立陶工訓練校終了後、 京都市工業試験場窯業科にて釉薬等の研究の傍ら二代春峰の指導の許で陶芸技法の研鑚に努める 昭和63年 黄檗宗第五八代管長、 奥田行朗猊下より「在心」の居士號を賜う。 以後同號にて作陶 平成9年 三代春峰を襲名。 黄檗宗第五九代管長、 林文照猊下より黄檗陶匠の証を受ける。 以後、各地百貨店美術画廊等で個展を開催。 平成18年 日本橋三越本店にて、 黄檗陶匠委嘱五〇年記念作陶展を開催。
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