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古瀨戶釉掛花入-十三代山口小左衛門
日日器物鑑賞 - vol.102

六古窯中唯一施釉的瀨戶燒
是為了上流階層所燒製的高級品
瀨戶燒誕生於13世紀後半
主要是模仿中國的施釉的柴燒陶器
由於釉藥是非常尖端的技術
當時日本僅有瀨戶具有施釉的技術
成為當時僅次於中國陶磁的高級品
於是自古即被認為是高級品的象徵

14世紀前半是瀨戶燒的全盛期
發展出在釉藥下的草花、動物、幾何模樣印花技法
還有以黏土作出圖樣的貼花等裝飾技法
甚至成為戰國大名織田信長所支持的陶藝產地
後來因為織田信長因本能寺事件敗亡
陶工由瀨戶遷移至美濃深山地區避難
史稱瀨戶山離散事件(因此造成美濃燒出現)
到了江戶時代初期才又重新復興瀨戶燒
瀨戶窯所生產的陶器中
除了無釉的日用雜器之外
也生產在器面整體施釉的陶器
施釉的陶器總稱為「古瀨戶」

古瀨戶釉掛花入
SIZE:直徑10.5cmX高17.5㎝
口徑 4.5 cm

赤津焼 十三代山口小左衛門
1913年 瀬戸市西窯町生
生家の小左衛門窯の13代襲名。
瀬戸窯の伝統技術保持と現代陶芸創作に力をそそぎ
皇室献上品、名古屋城をはじめ国内
また海外にも永久保存品が多数
1958年 彫刻を野水信に師事、陶彫新造形を研究
1968年 黒燿茶碗創成茶道各宗匠ご愛用
1969年 黄金黒燿茶碗創成、名古屋城に永久保存
1970年 古瀬戸大皿愛知県に永久保存
1971年 寒月黒燿茶碗、総理大臣佐藤栄作ご愛用
1972年 黄金黒燿茶碗、永平寺管長佐藤大禅師ご愛用
1974年 日本芸術家協会会員
1975年 天皇陛下ご在位50年を奉祝して
古瀬戸釉三河万歳一対を献上ご嘉納
1976年 日本芸術家協会連展審査員
1977年 瀬戸伝統陶芸会会長
1978年 瀬戸油滴茶碗創成
1979年 全日本工芸作家協会副会長。
同展第五会展最高賞受賞。東久邇稔彦賞受賞
1980年 全日本工芸展福岡市長賞受賞
1981年 日本総合美術展運営委員長
全日展名古屋市長賞受賞
1982年 国際芸術大賞受賞。瀬戸紫志野茶碗創成
1984年 全日本総合芸術化協会副会長
1986年 文部大臣より表彰状授興
1988年 米国ニューブリテン市名誉市民
1989年 紅志野水指世界デザイン博入選
アートワールド大賞受賞
1991年 皇室献上三河万歳置物永久保存

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