白磁流線花瓶 井上治男
日日器物鑑賞 - vol.046
白磁是在白色素地上施以透明釉
器胎來自白色的高嶺土
清淨的白色與青磁的青色
都是數千年來陶藝所追求的絕美色調
日本是在江戶初期
從朝鮮半島渡海而來的李參平
在佐賀縣有田的泉山發現白磁土
才開始正式生產磁器
由於當時以染付和色繪磁器為主流
使得純白磁的器物產量較少
江戶中期同樣是有田的柿右衛門窯
開發出「濁手」的乳白色白磁
也經常作為色繪的素地使用
白磁就像是畫板盛裝不同色彩的料理
就會表現出不同的表情
白磁流線花瓶
SIZE:直徑 22 ㎝X高24㎝
口徑 : 10 cm
含作家簽名共箱
井上治男
1909-1975
明治42年京都市生まれ
京都市立陶磁器講習所終了
5,6代清水六兵衛に師事
磁器に秀で、昭和7年第13回帝展に初入選、以後連続入選
戦後昭和27年の第8回日展で「白磁花瓶」が北斗賞
昭和29年の第10回日展で「白磁花瓶」が特選
第4回現代日本陶芸展で「青白磁花器」が受賞した
昭和32年の第13回日展からは出品依嘱となる
関西綜合美術展、京都市美術展の審査員をつとめ
昭和34年第2回展昭和39年の第7回日展の審査員
第3回現代工芸美術展の審査員もつとめた
第1回個展を昭和39年に日本橋・三越で
第2回個展を昭和40年に同じく日本橋・三越で行った
代表的な主要作品は「白磁花瓶」「青白磁花器」
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