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蒼釉花入-背戶窯 加藤釥
日日器物鑑賞 - vol.011

陶土中原本就含有鐵分等元素
在陶磁器物的燒成中
鐵質含量在顏色表現扮演重要角色
很多陶磁器的釉料中都含有鐵質成分
外觀有時會呈現粗糙的結晶顆粒
沉穩釉色風格十分迷人
上釉的器物透過柴窯的高溫燒製
也會有完全不同的風情姿態
花器的景色每個都是獨一無二的
老一輩的創作者繼承了世世代代傳承的深厚技術
從他們所製作的器物身上
可以看到迴異於當代作家的小品器型
氣勢與層次的質感豐富
低調而樸實的多層次釉色
可以充分襯托花卉的風情

蒼釉花入
SIZE:直徑20㎝X高18.5㎝
口徑12.5cm
含作家簽名共箱

背戶窯 加藤釥 かとうしょう
1927年出生於赤津燒陶藝世家
為繼承赤津燒七百年歷史第21代的傳人
多次入選日展作品
平成12年11月21日 加藤釥以陶芸鉄釉技法
成為愛知県指定工芸技術保持者

代々父祖の地赤津で陶業を守る家系に生まれた。
昭和23年東京工芸大学専門部窯業科を卒業して帰郷
直ちに作陶活動に入った
昭和38年の日展初入選以来、各種公募展に数々受賞
昭和40年代以降は各種陶芸展・協会の審査委員、
評議委員を歴任
多くの弟子や後輩を指導してきた
瀬戸は伝統的に灰釉系と鉄釉系の施釉陶器
「古瀬戸」を墨守してきた
鉄釉系には原料の配合・鉄分の含有量・
焼成具合等様々に発色する
氏は歴史ある鉄釉の奥深さに魅せられ
「無釉」から「蒼釉」、「白釉」、「刻文」に「金彩」と伝統の中に独自の鉄釉技法を大成し
金彩を施すという現代感覚に合った作品を生み出した
平成9年に瀬戸市「陶芸鉄釉技法」保持者として
指定されている

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日日器物鑑賞

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